夜の海 課外授業
このところ続いた雨もやっとあがり、絶好のタイミングで「11月の大潮」を迎えた。
屋久島出身で川平に嫁いで30年という「高嶺のおばちゃん」と深夜の名蔵湾へ。
アウトリーフまで干いた海は暗黒の世界で、平衡感覚を失いながらヘッドライトを頼りに
うつむき、目を凝らす。
首や背中を伸ばそうと見上げると新月の満天の星空。
タコの見つけ方は勿論、イカのこと、珊瑚のこと、貝のこと、浅瀬に取り残された
イソギンチャクの下にはこれまた取り残されたクマノミがいること、etc。
おばちゃんは何でも知っている。
そして、星の明かりや懐中電灯を頼りに付近の山の形で現在地を把握し、沢山の砂と
同化しているタコを次々に捕まえる。
「ソコにいるよ!」
僕には全く見えない。
たまたま移動をしているタコを
6匹は捕まえることが出来た。
潮止まりまで存分におばちゃんの話に耳を傾けながら
お腹いっぱい楽しんだ!
ありがとうおばちゃん!感謝!
p.s 後日、たこ焼きパーティーになった模様ですよ!コウキさん!